インプレを読むと遮熱板代わりに使っている人が多いですが、本来の目的は2ストのチャンバーを冷さない様にし、掃気効率を上げパワーアップを図るものです。
4スト車でも同様の効果が得られるのは、低排気量車などのマフラー部で急激に排気温が下がる車種で効果が出ます。
何故効果が出るというと、熱は冷たい方に流れる性質があるため、マフラー出口部が一番冷えていればそこに向かって流速が早くなり、排気スピードが上がります。
逆にマフラー入り口で冷え切ってしまえばそこで流速は失速し、排気はダラダラの状態で流れます。(説明文はあくまでもイメージです、実際は体感出来る程の差はありません)つまり、排気効率が上がってパワーアップにつながるという訳です。
当方もCBR150に装着しましたが、実際にトルク感が上がり効果を得られました。しかし、弊害があり今は使用していません。
弊害1:ラップした部分に錆が発生しやすくなります。当方のマフラーはステン管でしたがガッチリ錆が発生していました。鉄管だともっとヤバイことになるでしょう。
弊害2:雨の日はマフラー部からグラスウールが焼ける異臭、煙が発生し不快です。
総評:自分はマフラーへのダメージが大きいので、断熱やパワーアップ目的にこの商品を付けるのはオススメ出来ないの★-1、商品自体は狙い通りの効果が得られるので★4つと考え、★3つ判定。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ NO・・・オススメできません。
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