PIRELLI:ピレリ : DIABLO SUPERCORSA SC V3【180/60 ZR 17 M/C 75W TL SC1】ディアブロ スーパーコルサ SC V3 タイヤ
¥42,300 (税込)
使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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作業スキル | 初心者
プロ級
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ライフ | 3 |
ドライ | 5 |
ウェット | 2 |
CBR600RRでの草レースに使用しました。
それ以前の練習にはBSのR11(ST600ワンメイク用タイヤ しかも中古)を使ってきましたが、筑波ツーリストトロフィーのNMクラスではタイヤ銘柄の指定が無いため、周りでも評判のピレリ(V3のSC1)に変更しました。
主にBSのR11との比較で個人的に感じた差についてレポートしておきます。
<やわらかい構造>
組付け段階で分かるほど構造が柔軟です。
空気圧はリア温間185kpa程度で運用、BSよりも空気圧の高いセッティング傾向となりました。
グリップを上げるために、むやみに空気圧を下げると転がり抵抗が増えてしまうため、空気圧高めに運用できるのは嬉しいですね。※空気圧は個人の好みやマシンとの相性もありますので参考程度に!
<高荷重しなくてもグリップと旋回が強烈>
BSタイヤはR11になって、ピレリに似た特性・性能のタイヤとも言われて評判は良いですが、本来のグリップ性能を発揮させるには前後共にタイヤをしっかり潰す必要があると感じました。
このピレリは高荷重でギュイーンと曲げても、逆にサスが深く入らないようなふわ?っとしたアプローチをしても破綻せず安定のグリップ状態のままコーナーに入り、脱出していきます。
私のような趣味レーサーの乗り方では、ネガが出ずに魔法のタイヤに感じましたし、実際には100%の性能を使い切っていないですね。大きなスライドもスピンも発生させていなく安定走行です 汗
<大きい外周>
リアタイヤのサイズは180/60扁平で、BSのR11(180/640-17)と周長を実際に測定してみたところ
BS=201cmに対してピレリ=206cm
約5cm、ピレリのほうが大きいです。+2.5%。
これは最終減速比(ファイナル)でいうとドリブンスプロケット側の1歯分に相当します。
つまりBSと同じレシオにするためには、リアを1歯ショートに振る必要があります。
私はBSタイヤの時にやショートに感じていたため、そのままドリブン43Tで挑んだところ
結果的に良い感じになりました。42のスプロケットを持っていないからなのですが…(笑)結果オーライです。
タイヤが大きいことでスイングアームに付いているインナーフェンダーとのクリアランスがギリギリになってしまい、ウォーマーが巻けなくなったため、インナーフェンダーを取り外しました。
チェーンの長さ(リアタイヤの位置/ホイールベース)によっては問題にならない可能性はあります。
車高を含めサスセットはBSのままで使用しました。フロントは別の事情で突き出しを3mm減らしたため
結果的に前後とも少し高いジオメトリーになりました。
今後、もっと乗り方を詰めていくとサスセッティングの領域になってきますが…、今のところタイヤに助けられていますね。
長くなりましたが、現時点での溝つきタイヤでの最強性能でしょう。
なお、公道では温度依存性やライフ的にメリットが無いので、スパコルを履きたい場合はSCではなくSPのほうがお勧めです。
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