ユーザーによる MOTOREX:モトレックス のブランド評価
KTM指定オイルとして有名なスイス製オイル「モトレックス (MOTOREX)」 。その高性能にも関わらず、ロープライスを目標としています。それは交換頻度を高めてもらうことで、常に新鮮なオイルのもつ最高のパフォーマンスを提供するため。オイル以外のケミカル類も非常に充実しています。
総合評価: | 4.3 /総合評価402件 (詳細インプレ数:391件) | |
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買ってよかった/最高: | 197 | |
おおむね期待通り: | 145 | |
普通/可もなく不可もない: | 46 | |
もう少し/残念: | 8 | |
お話にならない: | 5 |
4.0/5
SM610IEに使用。前オーナーがこのオイルを使用していたと言うのでこのオイルにしました。
交換後は振動もへり、カムチェーンの音も無くなって、全体のフィーリングがマイルドになった感じがしました。
シフトフィーリングについては、元々ニュートラルに入りづらい車種と言うこともあってか、あまり変化は感じませんでした。
以前GSX-R1000に入れていたときは、オーバーヒート一発で駄目になったのですが、SM610では今年の猛暑でもしっかりと耐えました。
この4Lボトルだと、1Lあたり1500円ほどで全化学合成油で買えるので、大量のオイルを必要とする大型バイクにも重宝しています。またデイトナが正規代理店を務めており、サポート体制も万全にもかかわらず、ヨーロッパ現地価格と値段がほとんど変わらないというのも素晴らしい。モチュールなんかは日本正規輸入品と現地価格で3倍も値段が違うことがありますからね、いわゆる「おま値」です。
独特なボトルの形状も注ぎやすくてGOOD。非常にコストパフォーマンスの高いオイル&メーカーだと思います。
モトレックスの「安くすることでオイルの交換頻度を高める」という理念もまた好感が持てます。
「高いオイルを長く使うより安いオイルを頻繁に換えるほうが良い」という俗説がありますが、これは正確ではありません。交換していればどんなオイルでも良いというわけではなく、安価な鉱物油では化学合成油の油膜には到底およびません。高性能なオイルを使用していたエンジンから取り外した部品はいつまでも油膜が残って錆びにくいですし、レース用のオイルにいたっては、注ぎ口に残った一滴が缶全体に回ってべとつき、パーツクリーナー程度では落ちないほどです。
この点についてモトレックスは、ハイドロクラッキングオイルを「鉱物油」と表記する“良心的”メーカーなので、品質に対する安心感もあります。(もちろん国際ルール上は認められていることではありますが、その顛末を考えると…)
「10年乗るならモトレックス」の謳い文句は伊達ではないでしょう。
ところで、SM610IEのマニュアルには、オイル交換量が2Lと記載されていますが、正しくは1.8Lです。
2L入れたら、オイルゲージ窓を遥かに超過してしまいました(笑)
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