XR230後期型に付けてみました。スパークプラグは消耗品なので、使えば必ず劣化します。使い込んだプラグと交換した場合、例え純正に交換しても、交換後のフィールは向上するものです。
そこでまだ2800kmしか走行していず、十分に性能を保っている純正プラグからイリジウムに交換してみました。
始動性は元々悪くなかったので、変化はありません。ただ、始動直後の安定性は向上しました。私は低めのアイドリングが好きなので、低めに設定していますが、イリジウムに変えてからはすぐに安定して、暖機運転の時間が短くてすみます。
また、ノンスナッチで走れる速度が下がって、より扱いやすくなりました。トップギアで走れる最低速度が約3km/hぐらい下がって、交通の流れが落ちても、そのまま6速を維持できるようになりました。
このエンジンでは余り上を回さないので、高回転でのエンジンフィールは正確にレポートできません。中速がたくましく力強くなったような気がしますが、あくまでフィーリングであって、低速ほど数値で表すことは出来ません。
燃費ですが、燃費の向上は2~3%は期待できると思いますが、その程度は運転の差で簡単に変わってしまいますから、測定誤差に飲み込まれる程度です。もともとこのエンジンは通勤でも40km/Lを超えるので、これ以上の燃費向上は難しいでしょう。
排ガス規制を受けて、ガスセッティングの薄いキャブですので、低速側がスカスカなのですが、それをある程度はカバーしてくれたような気がします。
1万キロ以上走り込んだプラグから変えると、あっと驚くような変化を感じるかもしれません。値段の高いプラグですから、まだ劣化していないプラグからこれに交換するのはもったいないです。いつ変えたか分からないような場合は、多少奮発しても交換していいと思います。特にプラグが1本で済む単気筒にはお勧めします。
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