使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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効果 | 効果なし
効果あり
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作業スキル | 初心者
プロ級
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品質・質感 | 5 |
コストパフォーマンス | 2 |
ハンドリングが重く感じ‥ちょっと手に負えない気がしたのでバイク屋さんに持って行き診てもらいました。
→ステアリングのベアリング内のボールが潰れてるとの診断でした。
SR400の純正ベアリングには弱点です。
【SR400純正ステアリングベアリングの種類】
‥年式により「ボールタイプ」と「アンギュラタイプ」がありますが、どちらも点接触のため抵抗は少ないですが剛性に劣ります。
高年式に採用されているアンギュラは通常のボールよりはいくらか良いですが、やはり剛性面で不安。
そこで勧められたのが、テーパーベアリングでした。
【テーパーベアリング】
‥テーパーローラーベアリングとは、回転で発生する荷重(ストラス荷重)と、軸方向に発生する荷重(ラジアル荷重)を受けることができる構造のベアリング。 それぞれの荷重に対応できるように、剛性が高められている。
使用例: 車軸やエンジンなどにテーパーローラーベアリングが用いられている。→剛性高そう。
【テーパーベアリング?ボールベアリング?】
☆ボールベアリング→※転動体が玉である物を「ボールベアリング」(玉軸受)
☆テーパーベアリング→※転動体がころである物を「ローラーベアリング」(ころ軸受)
※転動体はベアリングの内部に組み込まれている玉またはころを指しと呼ぶ。
【テーパーベアリングのメリット】
◎高速道路やサーキットなどの高速走行時の過酷な使用でハンドリングにガタが発生しやすくなります。
ボールベアリング→玉状なので負荷に弱く潰れる。
テーパーベアリング→荷重をニードルの"線"で受け止めることによって軸受け面積が大きくなり、耐久性の向上とスムーズなハンドリングを実現。
つまり、荷重を線で受け止める→荷重方向が一本の線なのでそのまま荷重が流れる。
【交換後の効果】
◎高速走行でのハンドルのブレをあまり感じにくくなり、安定性が上がったと感じ取れた。
◎セルフステアが楽に取れる。イメージとしては、軽く曲がりたい方向に方を入れて、スーっと曲がるイメージ。
◎押し歩きが幾分か楽になった。
こちらに交換した事により、剛性アップを体感出来ました。
特に高速走行時や、ワインディングなどでフロント荷重が高まる場面等では顕著に差が出ます。
良いことづくめのテーパーベアリングですが、苦手な所もあります。
【弱点】
面接触により増加した抵抗により、極低速域から街乗りレベルの速度域は苦手。
若干ですが純正の軽快感が上回ります。
メンテナンスサイクルやコストパフォーマンスを考慮して、総合的に判断すると、街乗りメインの方は純正のアンギュラが良いと思います。高速走行も視野に入れて、ツーリング先のワインディングも楽しみたいという方には間違いなくテーパーをお勧めします。
※なるべく交換はバイク屋さんでやってもらった方がいいです。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
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