ユーザーによる HYPERPRO:ハイパープロ のブランド評価
オランダの高性能サスペンションブランド「ハイパープロ」。本国では救急車への採用があるなど、ストリートでのイレギュラーな路面を想定したその制震性能には目を見張るものがあります。アクティブと共同開発されたフロントフォークのラインナップも魅力です。
総合評価: | 4.2 /総合評価313件 (詳細インプレ数:296件) | |
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買ってよかった/最高: | 139 | |
おおむね期待通り: | 123 | |
普通/可もなく不可もない: | 34 | |
もう少し/残念: | 9 | |
お話にならない: | 8 |
身長・体重・体型: 身長/166-170cm 体重/56-60kg 体型/痩せ型
2.0/5
使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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作業スキル | 初心者
プロ級
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品質・質感 | 3 |
コントロール性 | 3 |
乗り心地 | 3 |
VFR800Fのサスペンション交換での選択肢がほとんどなく、ハイパープロ、マトリス、ナイトロンと言ったところです。
そしてこのストリートボックスを購入してのインプレを紹介します。
結論から言うと、純正の方がいいと思った部分が大半です。
@かなり乗り心地が硬くなり、ごつごつします。
AVFR800Fの癖のある特殊な車体姿勢が崩れる。
Bセッティング幅は広いが、VFR800Fの性能を超えることが難しい。
まず、謳い文句の『弱い荷重でしなやかに動き、強い荷重で踏ん張る』と言うところですが、スプリング自体がかなり太くて、レート(耐荷重)が高く、走行時は常に跳ねているような状態です。
正確に言うと、段差に差し掛かって沈むと、急にバインと壁に当たったような感じで跳ねます。
フロントスプリングは油面や突き出しの影響で、車重だけでスプリングが縮んでしまい、そこからのストロークがほぼありません。静止位置での車体姿勢がは前下がりでハンドルが必要以上に切れ込んできます。
沈んでも急に立ち上がるスプリングレートは、当然、ストローク量がかなり短くなります。
よって、ストロークを活かした旋回や路面追従などが難しくなります。
常にごつごつ跳ねている感じです。
リアも同じく、不等レートが難しいので、ストロークしてすぐ突っ張ったような感じになります。
ただ、片持ちスイングアームの車両はやみくもにストロークさせて乗り心地を追及すると、かえってスポーツ走行ではネガな部分が増えるとの事なので、リアに関してはコンスタントライジングレートの沈んだ時に急に立ち上がるレートのスプリングは理にかなってるんだと思います。
ただ、乗り心地は悪くなりますがが、強い荷重をかけたときに踏ん張る感じが出るので、ジムカーナ系スポーツ走行やサーキット走行を楽しみたい方はリアサス交換は必須です。
それ以外の目的であれば、純正で十分です。乗り心地だけで言うなら純正でプリロード全抜き、減衰全抜きでボヨンボヨンの足回りの方がいい。(峠は跳ねて怖いけど。)
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ NO・・・オススメできません。
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